3ステップで合成
- 生スコアの計算: 各因子について、全銘柄の生値を取得
- パーセンタイル正規化: 全銘柄内の順位を 0〜100 の数値に変換
- 加重合成: 5 因子のスコアを重みで合成して最終スコア
因子設計
1. 業績モメンタム (30%)
出典: EDINET 法定開示(有価証券報告書)
- 直近 2 期 FY の 売上高 YoY 成長率 と 営業利益 YoY 成長率 の平均値を生スコアとする
- 営業利益は前期黒字のみ伸び率計算(赤字からの回復は別扱い)
- 2 期分のデータがない銘柄は欠損扱い
2. 機関ショート注目度 (25%)
出典: 金融庁 大量空売り報告(0.5% 超開示)
- オープン残高機関数(直近残高が 0.5% 以上で報告中)+ 直近 30 日の新規開示数 × 0.3 を生スコア
- 「機関が空売りしている = 注目度高い」と読む アンチコンセンサス視点。踏み上げ余地のあるポジション
- 0.5% 未満の小口は法定開示対象外のため含まれない
3. 信用需給 (20%)
出典: 東証 週末公表(信用取引週末残高)
- 最新週末の 信用倍率 = 信用買残 ÷ 信用売残 の 逆数を生スコアとする
- 倍率が低いほど高スコア(売り偏重 = 踏み上げ余地)
- 売残ゼロ(信用倍率が極端に高い)銘柄は中立扱い
4. 配当・株主還元 (15%)
出典: EDINET 法定開示(決算短信・有価証券報告書)
- 直近期の 1株あたり配当金額 × 成長係数 を生スコア
- 成長係数: 直近 3 期が単調増加なら 1.5、安定なら 1.0、減配なら 0.7
- 無配銘柄は最低スコア(0)
- 配当利回りは株価変動を含むため意図的に 使用していません(公開可データのみで完結する設計)
5. 自社カバレッジ (10%)
出典: 株帳(kabucho.com)
- 銘柄に紐づく 公開レポートの累計閲覧数 + 銘柄ページの閲覧数 を生スコアとする
- 計算式:
SUM(レポート閲覧数) + 銘柄ページ閲覧数 - レポート公開数自体は薄い指標のため使わず、「実際に読まれた量」で読者関心度を評価
- カバレッジが濃い銘柄=情報源として注目度が高い、と内部的に評価
正規化(パーセンタイル順位)
各因子の生スコアは 全銘柄内のパーセンタイル順位 として 0〜100 に変換されます。例えば「業績モメンタム」の生値(売上 YoY 成長率)が全 548 銘柄中 100 位なら、パーセンタイル順位は (548 - 100) / 547 × 100 ≈ 81.9。
この方式により、「外れ値の影響を受けにくく、各銘柄の相対位置が直感的に分かる」 設計になっています。同値の銘柄は同順位として扱います。
加重合成
正規化済みの 5 因子スコアを以下の重みで加重平均し、最終スコア(0〜100)を算出:
| 因子 | 重み |
|---|---|
| 業績モメンタム | 30% |
| 機関ショート注目度 | 25% |
| 信用需給 | 20% |
| 配当・株主還元 | 15% |
| 自社カバレッジ | 10% |
データが不足する因子は欠損として扱い、残りの因子で再加重します。ただし、有効な因子の重み合計が 50% 未満(データ薄すぎる)の銘柄はスコア算出をスキップします(誤判定回避のため)。
更新頻度
日次で再計算(東証信用残・財務開示・空売り報告データの自動同期後)。最終更新日時はランキングページ上部に表示しています。
公開しているもの・していないもの
公開しているもの: 因子の構成、それぞれの重み、出典、正規化方法、計算式の概要、各銘柄のスコア内訳。
非公開(運営者の調整余地として残しているもの): 配当成長係数の閾値、信用倍率の極端値処理、外れ値除外ルール、重み微調整の履歴、新因子の試験投入。これらは継続的にチューニングするためです。
限界と注意
- 本スコアは 過去・現在の事実データに基づく定量評価 であり、将来株価を予測するものではありません
- 新規上場・データ蓄積が浅い銘柄は欠損で除外される場合があります
- 業種特性(成長業種 vs 成熟業種)の違いは考慮していません(業種別フィルタで補正可能)
- 個別の事業内容・ガバナンス・地政学リスク等の 定性要因は反映されていません
- 大量保有報告・株主優待・セクター相対需給は今後の拡張候補
出典まとめ
- 東証 週末公表値(信用取引週末残高、毎週水曜公表)
- 金融庁 公的開示資料(株券等の空売り残高報告、0.5% 超開示)
- EDINET(金融庁 法定開示、有価証券報告書・四半期報告書)
- 株帳(自社レポート公開状況・閲覧数)
※ 本ページの内容は 2026 年 5 月時点の暫定設計です。重み・因子は継続改善のため変更される可能性があります。スコアは投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。