📝 マーケットメモ
5/2 マーケット — 米 S&P500・NASDAQ が 6 週連騰で最高値更新、AAPL +3.3% で Mag7 完結 / GW 連休中の東京は休場
5 月 2 日(金)、日本は GW 連休中。米国株は S&P500・NASDAQ がそろって最高値を更新、両指数の 6 週連続上昇は 2024 年 10 月以来の長さ。Mag7 決算ラッシュ完結後もハイテク買いが続き、AAPL +3.3% で締めた一方、原油安でエネルギーは ▲1.31% と最弱、Dow は ▲0.31% で小幅安。
マーケットの動き(米国 5/1 引け)
| 指標 | 値 | 前日比 |
|---|---|---|
| S&P 500 | 7,230.12 | +0.29%(最高値更新) |
| NASDAQ 総合 | 25,114.44 | +0.89%(最高値更新) |
| Dow 工業 30 種 | 49,499.27 | ▲0.31% |
| SOX(フィラ半導体) | 10,595.34 | +0.87% |
| S&P 情報技術 | 6,143.09 | +1.41%(11 セクター中最強) |
| S&P エネルギー | 898.26 | ▲1.31%(11 セクター中最弱) |
| VIX | 16.98 | +0.53% |
| ISM 製造業 PMI(4 月) | 52.7 | 前月比横ばい、4 ヶ月連続 50 超 |
| シカゴ日経先物 6 月限(円建て) | 59,430 | +10(大阪比) |
| シカゴ日経先物 6 月限(ドル建て) | 59,445 | +25(大阪比) |
注: NYSE 出来高 11.83 億株、米合算 152.7 億株(直近 20 営業日平均 176.4 億株)で やや薄商い。NYSE 騰落 1.18:1、NASDAQ 騰落 1.69:1 で値上がり優勢。
今週の決算スコアボード(LSEG 集計)
- 発表済み 314 社中、83% が EPS 予想超過 / 78% が売上予想超過
- S&P500 時価総額の 2 割超 が今週決算公表
- Mag7 のうち 5 社が今週発表
- Carson Group デトリック氏: 「S&P500 の 4 月上昇は 1950 年以降の 4 月として 2 番目の大きさ」、5 月も上昇継続シナリオを示唆
注目銘柄(米株 5/1)
- AAPL +3.3%: 1-3 月期決算で iPhone は供給制約も、MacBook 需要堅調で売上・EPS とも予想超過。Mag7 ラッシュの掉尾を飾るビート
- XOM ▲1.0%: 調整後利益は予想超過も、中東情勢の輸送混乱・デリバティブ会計の歪みで 未調整純利益は 5 年ぶり低水準
- CVX ▲1.4%: 調整後 EPS 大幅ビートも純利益減で 5 年ぶり低水準、XOM とセットで原油安の逆風
日本側 5/1 の振り返りは 5 大商社 FY2026 決算ラッシュ完結(住友 +15.5%・三菱 +8.5% の勝ち組 vs 三井 ▲4.2%・丸紅 ▲2% の負け組)を参照。
マクロ要因
- 米イラン交渉: トランプ大統領、イランがパキスタン経由で送った最新提案に「満足していない」、「前進はあったが合意に達するかは分からない」と表明。アラグチ外相は「米国が挑発的行動を改めるなら外交努力の用意あり」と応酬。膠着 / 長期化シナリオ が織り込まれつつある
- 原油安が株式の追い風 / エネルギーの逆風: 中東情勢起因の供給混乱がどこまで長引くかを市場が織り込む構図。US バンク・ヘインリン氏「最も大きな影響が出る場所を見極めようとする動きが続く」
- ISM 製造業 PMI 4 月 = 52.7: 横ばいだが 景気拡大領域を 4 ヶ月連続キープ
- 円買い介入後の動き: 4/30 ¥160.72 → ¥155.55 急落、追撃シナリオは 介入分析 を参照。GW 中は東京勢不在で為替の振れ幅に注意
明日以降の注目(GW 明け復帰まで)
- 連休中の主役は米株: S&P500・NASDAQ が最高値圏で推移するか、6 週連騰の地合いが続くかが最大の注目
- GW 明け 5/7 (木) 東京再開: シカゴ日経先物 6 月限が 大阪比 +10〜+25 高(円建て 59,430 / ドル建て 59,445) で推移、米株最高値更新の流れの波及度合いを確認
- 個別: 【速報 5/1】サンリオ決算延期 — 報酬不正調査で特別調査委員会設置 は GW 明けに改めて材料消化される見通し(PTS 安値 ¥871 / 東証終値比 ▲4.3%)
運営者所感
S&P500 + NASDAQ の 6 週連騰 + 4 月の歴史的強さ は地合いの強さの裏返し。決算 8 割超ビートで素直に好材料を消化し、Mag7 ラッシュ完結後も買い圧が続いた点はポジティブ。一方で 物色がハイテクに偏り、Dow とエネルギーが逆方向 に動いている点は留意。日本は GW で動けないため、連休中は米株指数の維持力 + 連休明けの寄り付きでどこまで波及するか が次の判断材料。連休中は無理に短期トレードを刻まず、ウォッチリスト整理 + 個別決算の復習 が王道。
本メモは運営者の市場観察記録で、投資助言ではない。最終判断は読者ご自身の責任で。