NTT(9432)FY2026 本決算速報 — 営業利益 1兆7,062億(+3.4%)会社予想 +2.8% 上振れも、来期営業 +0.2% / 純利益 ▲5.5% 保守ガイダンスで売り戻し(¥153.7 → ¥150.2)

管理者

一行サマリー

NTT(9432、東証プライム)は 2026/5/8(金)13:00 ザラ場中 に FY2026/3 本決算(IFRS 連結)を発表。営業利益 1兆7,062億円(+3.4%、会社予想 1兆6,600億円 +2.8% 上振れ)、当社帰属当期利益 1兆370億円(+3.7%、会社予想 9,650億円 +7.5% 上振れ)、税引前利益 1兆5,819億円(+1.1%、コンセンサス 1兆5,625億円 +1.2% 上振れ)。FY2027/3 予想は営業利益 1兆7,100億円(+0.2%)/ 純利益 9,800億円(▲5.5%)で保守的ガイダンス。住信SBIネット銀行が 2025/10/1 連結子会社化(取得対価 4,200億円、のれん 2,630億)でBS は総資産 +55.4%(30 兆 → 46.7 兆)に膨張。配当は通期 5.30 円(+1.9%)、来期予想 5.40 円(+1.9%)で連続増配。株価は 13:00 開示直後にスパイクで一時 ¥153.7(前日比 +2.9、+1.92%)、直後に ¥150.2(▲0.6、▲0.40%) まで売り戻し(前日終値 ¥150.8)。

1. 決算ハイライト

項目
発表日時 2026/5/8(金)13:00(ザラ場中、引けまで 2 時間)
2025 年度 通期(FY2026/3、IFRS 連結)
営業収益 14兆4,091億円(+5.1%)
営業利益 1兆7,062億円(+3.4%、会社予想 1兆6,600億 +2.8% 上振れ)
税引前利益 1兆5,819億円(+1.1%、コンセンサス 1兆5,625億 +1.2% 上振れ)
当社帰属当期利益 1兆370億円(+3.7%、会社予想 9,650億 +7.5% 上振れ)
当期利益(連結) 1兆826億円(+0.0%)
当期包括利益 1兆7,190億円(+66.1%)
EPS(基本) 12.61円(前年 11.96円、+5.4%)
ROE 10.4%(前年 10.0%)
営業利益率 11.8%(前年 12.0%)
ガイダンス改定(来期) FY2027/3 営業 1兆7,100億(+0.2%)/ 純利益 9,800億(▲5.5%)の保守ガイダンス
配当(当期実績) 通期 5.30 円(中間 2.65 + 期末 2.65、前期 5.20 円 +1.9%、配当性向 42.0%)
配当(来期予想) 通期 5.40 円(中間 2.70 + 期末 2.70、+1.9% 連続増配、配当性向 44.6%)
自社株買い枠 新規発表なし

2. サプライズ要因の内訳

コンセンサス 比サプライズは経常 +1.2% 上振れ、営業利益も会社予想 +2.8% 上振れ。ただし最大の論点は「来期ガイダンスの保守度」 で、来期営業利益 +0.2% / 純利益 ▲5.5% / EPS ▲4.0% という事実上のフラット〜減益見通しを提示。これが寄付き +1.92% スパイクの直後の売り戻し(前日比 ▲0.40%)を引き起こした主因。

一時的要因

  • データセンター資産保有会社株式の売却益 +1,294億円(グローバル・ソリューション事業の営業利益に含む)— Q2 に NTT DC REIT のシンガポール証券取引所上場に合わせて売却完了、来期は剥落
  • 住信SBI ネット銀行 連結子会社化(2025/10/1): 取得日以降の売上 924億 + 当期利益 120億 寄与(半年弱の部分寄与)。来期はフル寄与だが、PMI コストの先行発生リスクあり。のれん 2,630億 計上
  • 減損損失(のれん)575億円: 当期計上、内訳開示なし(ICT 系子会社のれんの一部とみられる)
  • 為替差益等の OCI 拡大: 包括利益 +66.1%(当期利益 +0.0% から大きく乖離)= 為替・金融資産評価益等の一時要因

構造的要因

  • グローバル・ソリューション事業 営業利益 +50.7%(3,239億 → 4,882億): NTTデータグループ + データセンター事業 + AI ソリューションの構造的成長。データセンター総受電容量約 2,000MW で 国内 No.1 / 世界 No.3、2,700MW 拡張計画、2030 年度までに 3,000MW 超へ
  • 総合 ICT 事業 営業利益 ▲7.7%(1兆205億 → 9,421億): NTTドコモのモバイル品質改善 + 5G 基地局投資の先行コスト、料金プラン「ドコモ MAX」展開コスト
  • 地域通信事業 営業利益 +4.0%: NTT 東西の固定電話メタル → 光回線移行、フレッツ光クロス Biz の法人向け展開
  • その他事業(不動産・エネルギー)営業利益 ▲102.8%(558億 → ▲16億 赤字転落): 不動産事業の前期一過性益剥落 + エネルギー事業のコスト
  • AI/IOWN/データセンター成長: NTT 版 LLM「tsuzumi 2」(2025/10)、Google Cloud パートナーシップ(2025/8)、IOWN APN PEC-2 商用提供(2026 年度中目標)

事前予測との比較

事前プレビュー(5/7 公開)の 3 シナリオ着地:

  • A 強気(運営者主観確率 40%): 営業 1兆7,000-1兆7,500億、純利益 1兆50-1兆200億 → 実績営業 1兆7,062億 / 純利益 1兆370億で A シナリオ着地
  • B 中立(50%、最有力想定): 営業 1兆6,600-1兆6,800億、純利益 9,650-9,800億 → 外れ
  • C 弱気(10%): 純利益 9,400-9,600億 → 外れ

→ 当期実績は A 強気シナリオ着地。事前予測の B 中立 50% を最有力としていたが、結果は A。Bを最有力に置いた根拠(コンセンサスの 4 週間完全固定、住信SBI 初期 PMI コスト懸念)が、実際には会社予想を上回る伸びで覆された。

ただし来期ガイダンス保守(営業 +0.2% / 純利益 ▲5.5%)は事前予測の C 弱気シナリオ(住信SBI PMI コスト先行)に近いため、市場は「当期 A だが来期 C」の二段評価で短期的に売り戻し。プレビューで「NTT は決算プレイで利益を取る銘柄ではない」と書いた定性判断は当たった。

3. セグメント別業績

セグメント 営業収益 YoY 営業利益 YoY
総合 ICT 6兆4,581億 +3.9% 9,421億 ▲7.7%
グローバル・ソリューション 5兆46億 +7.9% 4,882億 +50.7%
地域通信 3兆2,102億 +3.1% 3,074億 +4.0%
その他(不動産・エネルギー) 1兆7,526億 +1.5% ▲16億 ▲102.8%(赤字転落)
報告セグメント計 1兆7,361億 +2.4%
セグメント間取引消去 ▲299億
合計(営業利益) 14兆4,091億 +5.1% 1兆7,062億 +3.4%

牽引した事業

  • グローバル・ソリューション +50.7%: NTTデータグループ完全子会社化(2025/9)+ データセンター事業の世界 No.3 ポジション + AI 大型案件。DC 資産売却益 +1,294億も寄与(一時要因として再掲)
  • 地域通信 +4.0%: 「フレッツ光クロス Biz」(最大 10Gbps、法人向け)の堅調、NTT東西の事業構造改革

足を引っ張った事業

  • 総合 ICT ▲7.7%: NTTドコモのモバイル品質改善 + 5G 基地局投資コスト、料金プラン「ドコモ MAX」展開コスト
  • その他事業 赤字転落(558億 → ▲16億): 不動産・エネルギー事業の一過性益剥落 + コスト増、構造的に黒字化が必要

4. ガイダンスと通期進捗

FY2027/3 業績予想(来期、保守)

指標 来期予想 当期実績 YoY
営業収益 15兆600億円 14兆4,091億円 +4.5%
営業利益 1兆7,100億円 1兆7,062億円 +0.2%(実質フラット)
税引前利益 1兆5,000億円 1兆5,819億円 ▲5.2%
当社帰属当期利益 9,800億円 1兆370億円 ▲5.5%
EPS 12.10 円 12.61 円 ▲4.0%

重要な構造: 営業収益 +4.5% に対し営業利益 +0.2%、最終益 ▲5.5% という「増収減益」構造。背景は (1) DC 資産売却益 1,294 億の剥落、(2) 住信SBI 連結フル寄与でも PMI コスト先行発生、(3) NTTドコモのモバイル投資・通信料値下げ圧力継続、(4) NTTデータグループの海外大型案件の利益率変動。会社の伝統的保守姿勢だが、市場は「単なる保守」ではなく 構造的成長率鈍化のシグナル と読んだ可能性。

大型構造変化(既公表 / 当期計上)

住信SBI ネット銀行 連結子会社化(2025/10/1):

  • 公開買付け 2025/7/10 成立、対象株式 1,826億円取得、議決権 50.00%
  • 取得対価 4,200億円(現金)、のれん 2,630億円
  • 取得日以降寄与: 売上 924億 + 当期利益 120億
  • BS インパクト: 総資産 30 兆 → 46.7 兆(+55.4%、+16.7 兆)、銀行業の貸出金 10兆8,703億・預金 11兆60億 が新規連結

データセンター資産保有会社株式 売却(NTT DC REIT 上場):

  • 2025/7 シンガポール証券取引所上場、Q2 で売却完了
  • グローバル・ソリューション事業の営業利益に 売却益 1,294億円を計上
  • 受取対価総額 2,221億円、現金構成部分 1,842億円

NTTデータグループ 完全子会社化(2025/9 完了)

商号変更(2025/7): 「日本電信電話株式会社」→「NTT 株式会社」、CI 刷新

来期以降の主要イベント

  • 2026/7 予定: NTTドコモ・フィナンシャルグループ体制移行、「d カード」「d 払い」等を同グループへ移管
  • JAPAN ローミング(2026/4 開始): NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー、ソフトバンク、楽天モバイルの 5 社、災害時の通信代替
  • NTTモビリティ株式会社(2025/12 設立): 自動運転レベル 4 対応、トヨタとの「モビリティ AI 基盤」開発
  • PEC-2 商用提供(2026 年度中目標): Broadcom、Accton Technology 等とサプライチェーン構築
  • NTT 日比谷タワー(2031/10 末工予定): 内幸町一丁目街区開発「HIBIYA CROSSPARK」

配当・株主還元

  • 当期実績: 通期 5.30 円(前期 5.20 円 +1.9%)、配当総額 4,346億円、配当性向 42.0%
  • 来期予想: 通期 5.40 円(+1.9% 連続増配)、配当性向 44.6%
  • 配当利回り(株価 ¥150.8 基準): 5.30 / 150.8 = 3.51%
  • 自社株買い枠の新規発表なし(市場が期待していた追加 5,000 億〜1 兆円規模の新規発表はなし、ネガティブサプライズ)

財務体質の変化(要注視)

  • 株主資本比率: 34.0% → 20.8%(住信SBI 連結 + 利益剰余金 ▲8,000億)
  • 有利子負債残高: 10兆101億 → 15兆7,116億(+5兆7,015億、+57.0%
  • 有利子負債/株主資本: 97.9% → 161.5%
  • 1株当たり株主資本: 123.54 円 → 119.47 円
  • 営業 CF: 2兆3,640億 → 1兆4,852億(▲37.2%、休日影響除き ▲31.6%)— 銀行業貸出金 +1兆99億 の CF 吸収

5. 株価反応

5/8 ザラ場の値動き(前日終値 ¥150.8)

  • 13:00 開示直後 一瞬高値: ¥153.7(前日比 +2.9、+1.92%)
  • 直後の売り戻し: ¥150.2(前日比 ▲0.6、▲0.40%)

「初動スパイク → 即時売り戻し」の典型パターン。13:00 開示の三要素のうち、

  1. 当期営業利益 +3.4% / 会社予想 +2.8% 上振れ → 初動はポジティブで +1.92% スパイク
  2. 来期営業利益 +0.2% / 純利益 ▲5.5% 保守ガイダンス → 数秒〜数分で売り戻し開始
  3. 自社株買い枠の新規発表なし → 高配当 + 株主還元目当ての押し目買いを期待していた投資家の失望売り

事前プレビューで「決算プレイで利益を取る銘柄ではない」「相対的に静かな反応」と書いた予測は定性的に当たった。ボラティリティは ±2% レンジでほぼ予想通り、来期保守ガイダンスを織り込んで終値は前日比 ±0〜▲1% レンジでの揉み合いが想定される。

過去の決算後パターン

過去 4〜8 四半期の決算後値動きの厳密な統計は当レポート時点で未集計。次回更新時に 株探 / 日経電子版 のデータを用いて勝率・平均値幅を集計予定。

アナリスト目標株価

説明会後(14:00〜 機関投資家・アナリスト向け)の発出待ち。来期 ▲5.5% 純利益見通しを受けて目標株価レンジが下方修正される可能性、一方で住信SBI フル寄与の利益貢献を再評価する動きも出得る。

6. ポジティブ要因

  • 当期営業利益 +3.4% で会社予想 +2.8% 上振れ: NTT のような大型・安定銘柄では会社予想ピンポイント or 微下振れが多い中、明確な上振れは構造的競争力の証左
  • グローバル・ソリューション事業 営業利益 +50.7%: NTTデータグループ + データセンター事業の構造的成長、世界 No.3 DC ポジションは長期テーマ
  • データセンター 2,000MW → 2,700MW → 3,000MW 拡張計画: 2030 年度までの設備拡張は AI 需要拡大に直結
  • 配当連続増配: 当期 5.30円(+1.9%)→ 来期予想 5.40円(+1.9%)で配当利回り 3.51%、高配当銘柄として個人投資家に継続的に魅力
  • AI 領域の競争力: NTT 版 LLM「tsuzumi 2」(2025/10、世界トップの日本語性能)、Google Cloud パートナーシップ、ロボット制御クラウドサービス(NTTドコモビジネス × Mujin)
  • IOWN 進捗: APN 商用展開、PEC-2 が 2026 年度中商用提供目標、低消費電力・高速通信技術
  • 商号変更後の事業構造転換: 「NTT Group's Core & Values」制定、デジタル領域・データセンター・AI 拡大 + 金融事業強化(住信SBI)

7. 懸念要因

一過性

  • DC 資産売却益 1,294億円の剥落: 来期はグローバル・ソリューション事業の利益が縮小要因
  • 減損損失(のれん)575億円: 当期計上、内訳開示なし

継続的

  • 来期営業利益 +0.2% / 純利益 ▲5.5% / EPS ▲4.0% の保守ガイダンス: NTT 伝統の保守姿勢か、それとも構造的鈍化か。会社予想の最終益が控えめすぎ との市場判断が出れば株価押し戻し、逆に「ガイダンス通り達成も困難」との見方も出得る
  • 株主資本比率 34.0% → 20.8% の大幅悪化: 住信SBI 連結 + 自己株式取得 1,549億 + 配当 4,340億 で純資産減少、健全性の見極めが必要
  • 有利子負債/株主資本 97.9% → 161.5%: レバレッジ大幅上昇、金利上昇局面では負担増
  • その他事業(不動産・エネルギー)赤字転落: 558億 → ▲16億、不動産事業の継続性
  • 総合 ICT 事業 営業利益 ▲7.7%: NTTドコモのモバイル収益圧力、通信料金値下げ圧力(政府方針)、5G 投資負荷
  • 住信SBI 連結 PMI コスト: 来期フル寄与だが、システム統合・組織再編コストの先行発生リスク
  • 営業 CF ▲37.2% / 休日影響除き ▲31.6%: 銀行業貸出金 +1兆99億 の CF 吸収、金融子会社化に伴う CF 構造の変化
  • 金利上昇環境: 借入金 16 兆円超に対する利息負担、金融費用 +30.6% 継続性
  • 競合: KDDI、ソフトバンク(モバイル)、楽天(MNO)、Amazon/Microsoft(クラウド・データセンター)
  • 為替・地政学リスク: 4/30 円買い介入 後の方向感、海外事業比率の為替変動感応度

8. 投資家が取れる戦略(3 派併記)

私は投資アドバイザーではない。以下は運営者個人のリサーチ記録。

買い増し派

  • 当期営業利益 +3.4% で会社予想超え、構造的成長軌道
  • グローバル・ソリューション +50.7% はデータセンター + AI の構造的競争力の象徴
  • データセンター 世界 No.3、3,000MW 拡張計画は長期テーマ
  • 配当利回り 3.51%、連続増配方針は高配当銘柄として継続魅力
  • 来期保守は NTT 伝統、Q1 / Q2 で上方修正されるパターンの蓋然性
  • 株式分割後の個人参加層が下値を支える構造
  • ポイント: 値動き乏しいので押し目(¥148-150)まで待つ + 分割購入

様子見派

  • 来期営業利益 +0.2% は 事実上のフラットガイダンス、上方修正余地は不透明
  • 住信SBI PMI コスト先行発生リスク継続
  • 株主資本比率 20.8% の財務体質変化 を Q1 で確認
  • データセンター投資負荷の収益性インパクトを年度途中で見極め
  • ポイント: Q1(2026 年 8 月)でガイダンス進捗確認待ち、それまで現状ポジ維持

利確 / ヘッジ派

  • 寄付き +1.92% スパイクは織り込み完了済、上値追いの妙味少ない
  • 来期 ▲5.5% 純利益見通しの織り込みリスク、月曜以降のアナリスト目標下方修正連発も
  • 通信業界全体の値下げ圧力継続、相対バリュエーション圧縮
  • ポイント: 高配当目当てなら継続保有可、純粋投資なら一旦様子見

運営者の推奨: NTT は依然として「決算プレイで利益を取る銘柄」ではない。様子見派が王道。Q1(2026/8)の住信SBI フル寄与の利益貢献度と、来期ガイダンス進捗を確認してから方向決定。

9. ざっくり結論

  • サプライズの質: 当期営業利益 +3.4% で会社予想 +2.8% 上振れはポジティブだが、来期 ガイダンス +0.2% / 純利益 ▲5.5% の保守度 + 自社株買い枠の新規発表なし で短期はネガティブ評価
  • ガイダンスの方向性: 増収減益構造(営業収益 +4.5% / 営業利益 +0.2% / 純利益 ▲5.5%)。NTT 伝統の保守か、構造的鈍化のシグナルかの判別が今後の論点
  • 株価の織り込み度: スパイク → 売り戻しで既にネガティブ材料を消化、月曜以降は配当目当ての押し目買いで下げ止まる公算(¥148-150 レンジ想定)
  • 次の四半期までの確認ポイント: Q1(2026/8)で来期 +0.2% 営業利益達成のペース、住信SBI フル寄与の利益貢献度、データセンター投資の収益性

次の決算までの注目ポイント

  • 2026/8 公表予定 Q1 2027/3 決算: 来期 +0.2% 営業利益達成のペース、住信SBI 通年フル寄与の利益貢献度、PMI コストの正常化進捗
  • 2026/6/18 株主総会: 中期戦略アップデート、商号変更後の事業構造転換の進捗報告
  • 2026/7 予定: NTTドコモ・フィナンシャルグループ体制移行、d カード・d 払い等の同グループ移管
  • 2026 年度中: PEC-2 商用提供開始、IOWN APN の海外展開拡大
  • データセンター 2,700MW 拡張計画進捗: 2030 年度の 3,000MW 超達成への布石
  • 通信料金値下げ動向: 政府方針、NTTドコモのモバイル収益への影響継続性

関連リンク + 出典


最終判断は読者ご自身の責任で。本記事は決算発表直後の速報的整理であり、投資助言ではない。運営者個人のリサーチ記録。決算後の値動きは短期的に大きく振れることがあり、ポジションサイズは慎重に。

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富士通決算速報 2026/04/28 — 親会社純利益 +104.5% で 2 倍超、年配 28→50 円大幅増配 + 来期 55 円・配当性向 30.1% 大台、PTS は -3.20%

通期 売上 3 兆 5,029 億円 (-1.3%) / 営業益 3,483 億円 (+31.4%) / 親会社純益 **4,494 億円 (+104.5%)** で 2 倍超。新光電気工業売却益 1,425 億円が大きいが、**調整後営業益 +27.1%・調整後純益 +23.8% で実態も改善**。**配当 28→50 円の大幅増配(+78.6%)+ 来期 55 円予想で配当性向 30.1% 大台**。来期 純益 -31.0% は売却益剥落の一過性、調整後純益 +7.3%。**引け後 PTS は -3.20%(3,575 円)でマイナス反応**。

#AI・生成AI #決算速報 #決算サプライズ #増配
富士通
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オリエンタルランド決算速報 2026/04/28 — 通期は会社予想全項目を上振れ、年配 14→15 円増配 + 30 周年特別優待、来期は -4.5% 減益見通し

通期 売上 7,045 億円 (+3.7%) / 営業益 1,684 億円 (-2.1%) / 純益 1,219 億円 (-1.8%)、EPS 74.34 円。**会社予想を全項目で上振れ**(営業益 +5.3% / 純益 +7.6%)。期末配当を 7→8 円に増配で年配 15 円(前期 14 円から +1 円)、来期予想 16 円。**上場 30 周年特別株主優待**を 2026/12 配布で実施。来期 2027/3 期は売上 +2.8% も営業益 -4.5% 減益見通し(修繕費 + 賃金改定)。

#決算速報 #決算サプライズ #増配 #ガイダンス慎重
オリエンタルランド
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アドバンテスト決算速報 2026/04/27 — Q4は会社予想を+9.9%上振れ、ただし2027/3期ガイダンスは+25.7%で「30%超」基準に未達

アドバンテスト(6857)が2026/3期通期決算(4/27 15:00発表)で売上1兆1,286億円・営業利益4,991億円と過去最高益を更新、1月28日会社予想(営業利益4,540億円)を+9.9%上振れ。ただし2027/3期ガイダンスは売上+25.8%/営業利益+25.7%/純利益+24.0%と「+30%超え」の織り込み水準を下回り、PTSは下落反応。同時にユーロ円建CB 1,000億円発行(転換価額36,000円)を後発事象として開示、生産能力をSoCテスタで年間7,500台規模に増強する方針。事前予測レポートとの答え合わせ含めて9セクションで速報整理。

#半導体 #AI・生成AI #決算速報 #決算サプライズ #FY2026 Q4 #ガイダンス慎重
アドバンテスト