📝 マーケットメモ

5/5 マーケット — 5/4 イラン×UAE ミサイル迎撃で米株反落、Dow ▲1.13% / 原油 WTI +4.4% で $106 台 / AMD は HSBC 格下げで ▲5%(こどもの日で東京は休場)

5 月 5 日(火・こどもの日)、日本は GW 連休中で休場。米国市場は 5/4(月)に イランから UAE 向けにミサイル発射 → UAE が迎撃 という地政学エスカレートで反落、Dow ▲1.13% / S&P 500 ▲0.41% / NASDAQ ▲0.19%。WTI 原油は +4.39% で $106.42、Brent は +5.80% で $114.44 まで急伸。AMD は HSBC 格下げ(Buy → Hold)で ▲約 5%、5/5 引け後に決算発表を控える。

マーケットの動き(米国 5/4 引け)

指標 前日比
Dow 工業 30 種 48,941.90 ▲557.37(▲1.13%)
S&P 500 7,200.75 ▲0.41%
NASDAQ 総合 25,067.80 ▲0.19%
WTI 原油(先物) $106.42/bbl +4.39%
Brent 原油(先物) $114.44/bbl +5.80%
S&P エネルギー +0.95%(11 セクター中 1 位)
S&P テクノロジー +0.02%(横ばい)
S&P 工業 ▲1.02%
S&P 素材 ▲1.62%(最弱)

注: 5/4 は 5/2 メモ で確認した「S&P 500・NASDAQ 6 週連騰で最高値更新」の流れから 地合いが事実上反転。エネルギー以外の 10 セクターが下落。

注目銘柄(米株 5/4)

  • AMD ▲約 5%: 前週金曜(5/1)の HSBC 格下げ(Buy → Hold)が反映。理由は「2026 年の半導体生産能力タイト化で AMD のアップサイドが限定される」。5/5 引け後に決算発表予定で、ガイダンス次第で今週の半導体セクター方向感を左右
  • エネルギー大手: Iran-UAE 緊張で原油急伸、エネルギーセクターが 唯一プラスの主要セクター(+0.95%)
  • AAPL: 5/1 の MacBook ビート(5/2 メモ)の余韻はあるが、5/4 は地合いに連れ安

マクロ要因

  • イラン × UAE ミサイル事件: 先月の米イラン停戦合意以降、UAE のミサイル警報システムが初めて作動。「停戦は名目上、現場ではエスカレートしている」との認識を市場に植え付けた格好(CNBC)
  • 原油急伸: WTI +4.39% で $106.42、Brent +5.80% で $114.44。中東の供給混乱懸念で コモディティと株式の逆相関 が増幅
  • AMD 格下げの波及: HSBC の「半導体生産能力タイト化」論は SOX 全体の上値を抑える要因。5/5 AMD 決算で会社見通しがどう出るか が、この論点の白黒を付ける
  • 円相場: GW 中で東京勢不在の薄商い。4/30 介入 後の方向感は連休明けに改めて点検

明日以降の注目(GW 明け 5/7 まで)

  • 5/5 引け後(日本時間 5/6 朝): AMD 決算 — ガイダンス次第で半導体セクター全体の方向感
  • 今週: 米雇用統計(NFP)の発表予定。地政学緊張下での米景気指標として注目
  • GW 明け 5/7 (木) 東京再開: 米株反落 + 原油急伸の流れがどこまで波及するか、寄り付き前にシカゴ日経先物の動きを要確認
  • 個別: サンリオ 8136 決算延期 は GW 明けに改めて材料消化

運営者所感

5/2 メモ 時点では「S&P 500 + NASDAQ 6 週連騰の最高値圏」だったが、5/4 で 地政学リスクが一気に表面化。中東リスクは織り込みづらいテーマで、連休明けの東京市場への波及がどこまで及ぶかが論点。ただし下げ幅は Dow ▲1.1% にとどまり、テクノロジーは横ばいキープ — 完全な地合い崩壊ではなく、利益確定 + 地政学プレミアム上乗せ の局面と整理できる。5/5 AMD 決算 → 5/7 東京再開 までは観察モード、無理に短期で動く局面ではない。

なお、足元の地政学起源の原油急伸は、同時に進む AI 設備投資バブル論 の検証材料でもある — エネルギーコスト上昇は AI データセンター運用コストを押し上げ、ハイパースケーラーの FCF 圧迫を加速する方向に効く。


本メモは運営者の市場観察記録で、投資助言ではない。最終判断は読者ご自身の責任で。

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