5/7 マーケット — 東京 GW 明け再開、米株 5/6 は S&P500・NASDAQ 最高値再更新(AMD +18.6% / Dow +612pt)、原油 ▲7% で平和合意期待 / 明日 5/8 は大型決算 4 社(IHI・NTT・トヨタ・任天堂)控え
5 月 7 日(木)、東京 GW 明け再開。米国市場は 5/6(水)に S&P 500・NASDAQ がそろって過去最高値を再更新、Dow は +612 ポイント(+1.24%)の大幅高。米イラン平和合意期待 + AMD のガイダンス +46% YoY が引き金で WTI ▲7% で $95 台まで下落、地政学プレミアムが完全剥落。AMD 引け +18.6% で AI 半導体テーマが再点火。東京は GW 明けで米株最高値の流れを織り込む寄り付き、ただし 明日 5/8 は大型決算 4 社(IHI 13:00 / NTT 13:30 / トヨタ 13:55 / 任天堂 15:30)が控えで、当日のポジション調整が主役。
マーケットの動き(米国 5/6 引け)
| 指標 | 値 | 前日比 |
|---|---|---|
| S&P 500 | 7,365.12 | +1.46%(過去最高値再更新) |
| NASDAQ 総合 | 25,838.94 | +2.02%(過去最高値再更新) |
| Dow 工業 30 種 | 49,910.59 | +1.24%(+612.34) |
| WTI 原油(先物) | 約 $95/bbl | ▲約 7%(平和合意期待) |
| AMD | — | +18.6%(Q2 ガイダンス +46% YoY) |
注: 5/2 メモ で 6 週連騰を確認、5/4 イラン × UAE ミサイル で Dow ▲1.13% 反落 → 5/5 +0.81% リカバリー → 5/6 で +1.46%、+1.24% の大幅続伸で完全反転。3 営業日で地政学ショックを完全に消化 + 最高値更新という強さ。
注目銘柄(米株 5/6)
- AMD +18.6%: Q1 売上 +38%、Q2 ガイダンス +46% YoY が引き金。Lisa Su CEO のエージェント型 AI 需要急増コメントで AI 半導体テーマ再評価。詳細は AMD Q1 2026 決算速報
- エネルギーセクター: 原油急落で逆風、ただし 米イラン平和合意期待が市場全体には追い風
- 半導体・テック全般: AMD のフォロースルーで SOX 上昇、AI 設備投資テーマ復活
マクロ要因
- 米イラン平和合意期待: トランプ政権とイラン政府の交渉進展報道、4-5/4 のミサイル迎撃事件後の沈静化観測 → 原油 ▲7% で $95 台、地政学プレミアム剥落
- AI 設備投資テーマの再点火: AMD の +46% Q2 ガイダンスは AI 設備投資バブル論 で論じた仮定①「指数成長維持」を強く支える側のデータ。一方、バブル懸念派の主張は短期的に後退
- ドル円: 4/30 介入 後の方向感、追撃観測(追撃シナリオ分析)。米雇用統計(5/8)控えでドル買い圧力再燃の可能性
- 東京 GW 明け: シカゴ日経先物が大阪比でプラス推移、米株最高値の流れを織り込む寄り付き想定
明日 5/8 の最大イベント — 大型決算 4 社
| 時刻 | 銘柄 | コンセンサス上振れ | 主観確率(強気) | 構図 |
|---|---|---|---|---|
| 13:00 | IHI | +14.9% | 50% | 防衛 + 航空エンジン追い風、為替前提 ¥140 保守 |
| 13:30 | NTT | +0.81% | 40% | サプライズ余地最小、長期保有向け |
| 13:55 | トヨタ | +5.5% | 30% | 関税 1.45 兆円織込、慎重姿勢 |
| 15:30 | 任天堂 | +15.7% | 60% | 3Q で通期予想 99% 達成、Switch 2 大ヒット |
13:00-15:30 の 2 時間半に決算密集、市場全体のセンチメントが揺れやすい。個別では IHI(強気 50%)と任天堂(強気 60%)が上方修正期待、トヨタは関税で慎重、NTT は安定銘柄。
明日以降の注目
- 5/8(金)13:00-15:30: 大型決算 4 社(上記)
- 5/8(金)米雇用統計: 米国時間朝に 4 月分 NFP 発表予定、地政学緊張下での米景気指標
- 5/9-10 週末: 任天堂 15:30 引け後発表のため、月曜寄りまで 60 時間以上の織り込み期間
- 5/12(月)以降: 大型決算後のリプライス + アナリスト目標株価の更新
運営者所感
5/4 地政学ショック → 5/5 完全リカバリー → 5/6 最高値再更新という 3 営業日で完全 V 字回復は地合いの強さの裏返し。AMD の +18.6% に代表される 個別銘柄の強材料連鎖 + 米イラン平和合意期待 + 原油急落が トリプルポジティブで効いた局面。
ただし、構造問題(AI 設備投資 7,500 億ドル capex、米イラン停戦の脆弱性、円安進行)は 短期で消えるわけではない。明日の大型決算 4 社で 市場の関心が個別企業ファンダに戻る局面で、選別が王道(GW 中にやるべき 5 つのこと で整理した運用方針通り)。
東京 GW 明けの寄り付きは買い先行想定だが、5/8 大型決算控えでポジションは慎重に。決算発表前に既存ポジを整理する B 利確派戦略 が今週の王道。
本メモは運営者の市場観察記録で、投資助言ではない。最終判断は読者ご自身の責任で。