📝 マーケットメモ

キオクシア 5 万円突破で日経 6.3 万円接近、米は PPI 6.0% 加速も S&P 最高値

13 日 NY 市場は 4 月 PPI が前年比 +6.0%(22 年 12 月以来の伸び)と加速し、米 10 年債利回りが一時 4.50% タッチ。それでも AI 関連が支えて S&P 500・NASDAQ は最高値更新。前日東京は好決算銘柄に買いが広がり、日経 +529 円、キオクシア 285A が初の 5 万円大台に乗せた。

マーケットの動き(5/13 引け)

指標
日経平均 63,272.11 (+529.54, +0.84%)
TOPIX 3,919.48 (+46.58, +1.20%)
グロース 250 827.65 (+9.01, +1.10%)
S&P 500 7,444.25 (+43.29, +0.58%) 最高値
NASDAQ 26,402.34 (+314.14, +1.20%) 最高値
ダウ平均 49,693.20 (-67.36, -0.14%)
USD/JPY 157.85(NY 終値)
米 10 年債 4.4669%(一時 4.50%、昨年 6 月以来)
4 月 PPI 前年比 +6.0%(22 年 12 月以来の伸び)
WTI 6 月限 $101.02 (-1.14%)
NY 金 6 月限 $4,706.70 (+0.43%)

東証プライム売買代金は 10 兆 4,909 億円と高水準、東証 33 業種は 26 業種高。

注目銘柄

一方、半導体製造装置は売られ、アドバンテスト(6857)東京エレクトロン(8035)TDK(6762) が 1% 超下落。米 SOX 反発を受けて本日寄り付きの反応に注目。

米株ではフォード(F)+13.2% が 6 年ぶりの大幅高。モルガン・スタンレーが CATL 提携とエネルギー事業を「過小評価」と指摘。エヌビディア +2.3%、テスラ +2.7% で「マグニフィセント・セブン」のうち 6 銘柄が +1.4〜3.9%。

マクロ要因

  • 米 4 月 PPI +6.0%(前月比 +1.4%、4 年ぶりの伸び):ガソリン価格 +15.6% が主因。前日 CPI +3.8% に続くインフレ再加速で、市場の利下げ織り込みは大幅後退。CME FedWatch では 12 月会合「利上げ」確率が 1 週間前 16% → 35% に上昇
  • 新 FRB 議長 ケビン・ウォーシュ氏 承認:トランプ大統領が望む利下げと、障壁となるインフレ高進の間で困難なかじ取り。市場は同氏のハト派姿勢の変質を注視
  • トランプ大統領 北京訪問:習近平国家主席との 2 日間首脳会談(5/14-15)にエヌビディアのフアン CEO、マスク氏が同行。米企業への中国市場開放、貿易休戦維持が議題
  • 黒田前日銀総裁発言:均衡レートは 120-130 円、160 円突破には「政府介入の傾向」と円買い介入リスクをけん制
  • WTI 101 ドル / ブレント 105.6 ドル:依然 100 ドル超で高止まり。企業利益率を圧迫し PPI 加速の主因に

明日以降の注目

  • 5/14(本日):米中首脳会談 1 日目、日本企業決算ヤマ場継続
  • 5/15(金)メガバンク 3 社決算(5/10 メモで予告)、米 4 月小売売上高、ウォーシュ新議長の初発言
  • 来週:米中会談の総括、日本企業決算最終週

所感

米 PPI +6%、10 年債 4.5% でもハイテクは最高値という相場構造が続いている。AI 需要が金利上昇を吸収する局面で、日経もキオクシア 1 銘柄が約 +280 円寄与の AI・ストレージ集中相場。最高値は目前だが、SBI 証券・鈴木氏が「投機色もかなり強い」と指摘するように、決算ヤマ場通過と米中首脳会談を控える週末は警戒水準を引き上げたい局面。次の一手を急ぐ場面ではない。


本メモは運営者の市場観察記録で、投資助言ではない。最終判断は読者ご自身の責任で。

シェア: B!

📝 最近のマーケットメモ